遠い記憶。
高校1年生だったわたし。
はじめて、
告白というものをされた。
ふたつ上の先輩。
まったく意識していなくて。
ただただ、びっくりして。
「つきあう」ことに興味があったし
うなずいた。
近くに出かけたり。
一緒に帰ったりしたけれど。
でも。
その先が目の前に近づいてきたら、
なんだか、急にこわくなって
逃げ出して。
避けて。
避けて。
それきり、会うことはなかったの。
嫌いなわけじゃなかった。
けれど、先に進むことが怖かった。
歳を重ねれば、わかっていくことが。
わたしには、まだわからなくて。
幼くて。
そこから、罪悪感が残って。
どの恋愛に対しても、脳をかすめた。
やっぱり一歩が踏み出せないまま。
そんな、まったく成長しないわたし。
恋愛をかすめても、深く入れないわたし。
ここは、意識はしていないけれど、
きっと、トラウマだったのだろうと思う。
そんな、遠い記憶。
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